第121回 読書会 「東京タワー〜オカンとボクと

、時々、オトン〜」2005年・扶桑社、{本屋大賞2006}
受賞作品  作者のリリー・フランキー氏(LilyFranky、
本名:中川雅也(なかがわまさや)1963年11月4日福岡
北九州市小倉生まれ。イラストレーター、ライター、
エッセイスト、小説家絵本作家のほか9つ以上職業と
いうか顔をもっている。この小説は4年がかりで
en-taxi」(扶桑社)01〜09号に発表していた。
実に細かい所にまで描写が行き届いて面白く楽しく
読めたとは参加者一同の意見であった。長編449頁ある。
普通の子ども思いのどこにでもいるオカンであるけども
リリーの表現は素晴らしく変身させるのか。身に
つまされる箇所も多々あり涙を誘う。あとの方では
治らない病気に罹ってだんだんと重くなって行くところ
はやり切れなかった。この本の風評は「泣き顔を見られ
たくなければ電車で読むのは危険」などの口コミで
200万部を突破する大ベストセラーとなった。とにかく
まだのかた、じつに読みやすいので読むことをお勧め
します。  うちに1冊あります。買って読むことを
お勧めします。