ああなんと1か月ぶりです。どうしてかなあ?何してたあ?

  はあとぴあ王子おはなし会 2008、10、18晴
 
(1)紙芝居バナナがいっぽん 山本省三作画<教育画劇
                   上田
(2)紙芝居ぴよぴよたんけんたい とよたかずひこ脚本・絵
                   上田<童心社
(3)えほんおつきさますーやすや 青島左門作、<福音館>
        <こどものとも0・1.2>上田
(4)えほんブルブルさんのあかいじどうしゃ平山照彦作
        <こどものとも年少版>上田<福音館>
(5)手あそび おおきなくりの木のしたで  上田

(6)えほん なにのあしあとかな やぶうちまさゆき
                大谷  <福音館>
(7)えほん よういどん わたなべしげおぶん <福音館>
          大谷 おおともやすおえ
(8)えほん みかん なかがわりえこぶん
         大谷  やまわきゆりこ え<ブッキング>
(9)えほん だるまさん(の)かがくいひろし・さく
             大谷   <ブロンズ新社
(10)えほん ゆうやけこぞう  梶山俊夫さく
             上田  <福音館>
 参加者子ども2人、大人3人
 行楽日和にてさみしい静かなお話会。宣伝不足でもあり


 123回読書会、テキスト:「長江」加藤幸子・著新潮社2001

 1部2部3部に分かれている。日本人の佐智と中国人の
福のものがたり。終戦後の北京で出会った二人、激動の
半世紀を越えての再会。長江はすべてをみていた。
ふたりの別れのあとの人生はそれぞれに過酷なもので
あった。文化大革命の嵐で父と兄を失った福。
結婚して二人の娘をもうけたが夫との生活が破綻した
佐智。約半世紀を隔てた大陸での再会。その再会の3部は
さながら恋人同士のイトオシイ場面であり長江の観光案内
のようでもあってほんのりした情緒が伝わる。
世界地図の中国主要部を開いて上海、南京と辿って行った。
文中に「婦人の友」が出てくるが今発売中の「婦人の友」
を見ていたら作者の加藤幸子さんが巻頭の座談会に次女
の彩子さんと共に出ておられた。長江の三峡ダム
2006年5月に出来上がっているが読書会の資料として
載せておいた。  毎日芸術賞を受賞している。
参加者の感想はま良き方だったとみる。