*7月期読書会(140回)
テキスト:「母に歌う子守唄ーわたしの介護日誌」2004,8,30朝日新聞社
真夏日の猛暑の中、お集まり下さり感謝です。  著者の落合恵子さんは
母子家庭で育ったということで兄弟はないようだ。仕事を持ち、依頼原稿
に応じ、講演の依頼は日帰りのできる範囲に限ってとしても全部<在宅介護>
あるいは治療のためにまたは病変のためにやむなく<入院の付き添い>を
連日こなしておられる。落合恵子さんその人がである。私の思うところもし
仕事をもってなく、他の事がなにひとつなかったとしても、これだけの
手厚い介護、看護助手はおそらくでき得ないと思う。他にも法律や法制度
の知識や対応がこれまた早くて的確である。出るところへでてとよく
いわれるが、判らないときはわかるように、解決するまで努力されている。
たったひとりの戦いを猛然とされている。{床ずれ}の項では孤軍奮闘
とことん追求されて結論を出されたのは(さすが)と拍手を贈りたい。
8月期はお休みで9月はこの続編の「母に歌う子守唄・その後」をすること
にみんなで決めた。今日のテキストは朝日新聞社の文庫化しているが2冊
注文があった。これから介護を受けるであろう世代もいずれは介護をせねば
ならない年長者が身内にいらっしゃる方方に読書の一端にいれてほしい”本”
です。