*「ある小さなすずめの記録」クレア・キップ作 文藝春秋・刊のご注文を
Yさんにいただいた。読後の感想は{とても、よかったわ。毎朝ベランダで
挨拶するすずめさんたちの知識がもっと沢山もらえたし、一層愛着を感じるわ}
とおっしゃった。先日ある宗教の布教するひとがいつものように二人連れで
来店されて決まってお一人が本を買ってくれる。そしていつもパンフレット
をくれる。そこにこう書いてあった。教祖が信者の手のひらに三つぶの籾を
おいた。言葉を添えて、すなわち1つぶ目は早起き、2つぶ目は正直、
3つぶ目は働きだよと。    はなしは変わるが、先月のおはなし会に
和歌山県広川町を襲った明治初年の大津波を題材にした紙芝居「燃えよ 稲束」の
稲束をおはなし会にきた子どもさんたちに見せるために稲束を持っているが
いつも籾がこぼれる。今回も20つぶほどこぼれて拾いあげたので、毎朝
すずめさんとはなしをするYさんにそのこぼれ籾をお渡ししよう。そして
あの教祖さんの教えも添えてお渡ししよう。悪いことはないだろう。