*暑さや夏休みやお盆の行事などを避けた、夏休み後の「お香あそび」で久し
ぶりの顔あわせ。全員そろってからは{しばらく・・・}なんて
挨拶を互いに交し合っていた。オールメンバーではない。やはり、何
かと用事が重なるものである。お香席にも、茶花のような様式のお花を入れる
が、お月見を意識された取り合わせだ。以外なのは「なでしこ」が1輪あった
ことだ。{えっ なでしこ!}とびっくりしたのはいうまでもありません。
やはり 今はなでしこですものね。今日の組香の名前は「対月香」です。
昨夜の仲秋の名月はすばらしかった。と声をそろえて、いったことでした。
私は7時、8時は外を走り回っていたのに、お月さまどころではなかった。
年寄りの見舞いに寄って、買い物をして、夕食のこしらえをせねば・・・
また、「旧暦のカレンダー」を見ながら、名月は3回あるとか。
1回目は初秋、2回目は昨日の仲秋の名月、そして3回目は10月12日の晩秋の
名月というみたい。手紙の書き出しに「晩秋の候・・・」なんていう風につか
います。さて「お香あそび」は香は4種類。それぞれ試し香とて、聞いて覚える。
4つ目の香木は試し香はない。判りにくいかも知れないけど、書いてみる。
試した3種のうち、2種をとりさり、残りの1種と試さない1種とを打ち混ぜる。
さあ、ふたつはどうか、はじめのは?つぎのは?
江戸時代にお香で賭け事として流行したので、禁止令がでたそうだ。
{面白かった!!}といって皆さん帰られた。静かななかに少し緊張の時を