*ぐっと冷え込んだ最初の日、第3水曜日は「読書会」
テキストは「長い廊下がある家」有栖川有栖・著2011年11月25日光文社
(あとがき)を入れて278ページの作品。
参加のみなさんは{読んだことがない作家さんだ}と皆さんおっしゃる。
実は私もだ。 読後の感想は{エッセイは楽に読めるけど、小説はどうも}と
いいながらも、きっちり(あとがき)も読まれている。ありがたいメンバーさん。
みなさんは私もだがサーッとであっても、読破されている。
表題の作品のほか、3作品はいっているが表題作品が全体の40%を占める
長いはなしで”トリック”が沢山でてくる。ちょっとわかりにくいところ
もあり、すこし読み応えもあるから、時間や体力のおありのかたはぜひお読み
ください。  この作家さんは大阪生まれ、大阪育ち、そして学校も関西
ということです。ペンネームが、語呂合わせがよく、言いやすいですね。
高校1年生の時に早くも「SRの会」へ入会された、根っからの推理巧じゃの
ように、お見受けします。文学界でもさまざまにご活躍です。またテレビの
推理番組の(朝日放送)原作を担当されているそう。 未読のかた、是非
お読みください。  うちにもあります。 文庫化はもう少し先のようです。
(注)SRの会は1955年結成で現在も続く推理小説マニアの同好会。