*外へでる仕事の社長は終日雨合羽が、手放せなかったようだ。でも春は確実にそこまできているようだ。雨の中で
感じる日差しのようなもの。そしてお正月にいけた「いけばな」の銀色に塗り込められた枝からところどころ{もう
春やでえ}と言うているかのようにお蚕さんの半分ほどのふさふさした綿のような芽が出ていますし、もうすこし下
のほうには2枚の折りたたまれた細い葉っぱが3つほど元気に芽吹いております。冬眠からさめた猫柳でした。
今夕 お香の和田さんへお邪魔して3月の日程と組香の名前を決めるとき{今年は 梅 の開花が非常に遅くなり、桜
とかさなるかも知れないそうですね}とおしゃられたのが印象的で(なぜだろう?)とずっーと 考えておりました。
組み香の名前は「梅エン香」でした。エンは火偏に因なのですが・・・梅が満開でその花粉が集まって空へむかって
煙のように立ち昇るさまでしょうか。