* 雨が降るのは、”暖かい”からと自分流に 考えていたが そうではなくてここ数日の雨降りの日はとても寒い。二八のど真ん中、ひとどうりも少なく(いや 今日は
商店街の休む日)余計に寒々しい。 そんな日に店でこわい!ことが おこった。
 赤ちゃんと年長子 くらいのお兄ちゃんを連れたおかあさんが来店されて、取りおき
の本をお渡ししたのち、お母さんは私とおしゃべりしながら 本を見ておられた。
お付のお兄ちゃんは 退屈そうに、すこしぐずりながらおかあさんに、何かを訴えるに
取り合わなかったようです。  そうしたら お兄ちゃんは突如 火のついたように、
泣き出し、足をふみならし、もがき、なお一層、はげしく泣き続けます。最初は何が
どうなっているのか 判らなかったけど、 こうもり傘の持ち手のくるりと曲がった
部分を口の中へ入れたところが あごや舌の間かに こうもりの取っ手がきっちりと
子どもさんの口の中に入り込んでしまい、取っ手が出てこなくなった様子です。私も手
を貸そうとこわごわ近づいたもののむちゅうで、なにをしたか 覚えていません。
119へ電話しようかと 思っているとき、傘の柄が口の中からだすことができたようでして、ほっと しました。 口のなかが切れていて、ハンカチが 血だらけになったようでしたが、叱られながら、帰っていかれました。どこの子も女の子も男の子でも、
あぶなくてひやりと させられることや、こわいことも起こるものです。そんなとき
いつも『大難は小難であって、無難でありますようにと念じたものでした。』子育て
の期間は。