はあとぴあ王子おはなし会 2008、5、17(土)はれ
(1)紙芝居 くーすけのこいのぼり やすいすえこ/作
土田 義晴・画<教育画劇>上田
(2)えほん もう おきるかな? まつのまさこ・ ぶん
やぶうちまさゆき ・え<福音館書店>上田
(3)えほん くつくつあるけ 林 明子・さく<福音館書店>大谷
(4)手遊び 茶々つぼ茶つぼ 大谷
(5)紙芝居 そらのさんぽ 鶴見 正夫・作
チト イトー・画<教育画劇>上田
(6)えほん ねむたいうさぎのおまじない 征矢 清・作
北林小波・え<福音館書店>上田
(7)えほん これは のみの ぴこ 谷川俊太郎・作
和田 誠・絵 <サン・リード>大谷
(8)えほん ポッダとポッディ シビル・ウエッタシンハ作
松岡 享子訳<福音館書店> 上田
(9)えほん ろばさんのかわいいバッグ 香山 美子・作
柿本 幸造・絵<ひさかたチャイルド> 大谷
子ども 7人(7ヶ月〜9歳)大人 5人 の参加でした。
赤ちゃんもおとなしく聞いてくれました。なぜか ときどき力んでいました。
雰囲気にあわせてくれたのか泣いたり暴れたりしませんでした。
毎回来てくれたらいいのになあ。
* 119回 読書会 「{人生の答}の出し方」柳田邦男・著 2004年新潮社
開口一番「少し難しかったけど役に立つから写しにかかったけど多かったので
買っとくわ!」と嬉しい感想だ。もうひとり同じことをいってやはり買い注文
だ。うれしい。買っとくようにお勧めすることもあるけれどもほんまもんだ。
何が役に立つか?「ガン」やそれ以外の「難病」に罹っても決してあきらめず
前向きに積極的に治療すること。そして終末期医療に取り組んだ勇気ある
先生本人の人生の答の出し方など。他にも新聞記者や写真家など。とにかく
読んでみてください。著者柳田氏は{言葉}こそ大切であると強調されている。
そして「言葉の力」こそ「凄い」と。ソクラテスは「医師もまた言葉を使う人
である。」といったそうだ。人は言葉なしには生きられない。また人は言葉に
よって生まれ変わる。有名無名の人々の生き方と死の迎え方、そして彼らが遺し
た光り輝くような言葉、魂に響く書物や写真との出会いなどが「二・五人称」で
語られている。名エッセイといわれるわけがわかりました。
文庫本は540円です。解説は宗教学者の山折哲雄である。
文章の中に柳田氏の自殺した息子さんのことが出てくるか語られるかと
心まちしていたと言った方がおられたが私もそんな事を期待していた。
息子さんはえらいお父さんとの確執があったのだろう。以上