ブックディレクター

昨日1月6日の朝日新聞16面に今活躍中の9人のひとり
幅よし孝氏のことが写真入りで載っていました。
本屋の業界では超大から小まで100%「人が来ない」と
嘆いているのですが幅氏は「人が来ないのなら人が
来る場所に置けばいい」ということでインテリアショップ
のブックコーナーや病院や予備校のライブラリーなども
手がけているそうである。本と人との出会いを演出する
人のお仕事である。私の20年位前の名刺の文言は{いい本
との出会いをお手伝いします。}というものでした。
そうか!それならひとりひとり面談してどういう傾向の
本が好きか聞き出してそれからということで効率が悪い。
彼は自分が読んで面白かった本を出会った喜びを他人と
共有したい。だから人が沢山集まる場所でしかもその人たち
が同じ目的とか仕事とかたとえば病気でもそのように
ひとくくりに出来るひとが集まる場所に自分が読んで
面白かった本を置く。売る。 既存の本屋の「本棚」では
考えられない組み合わせで本をセレクトして配置する。
こういう活動がスタートさせたそうである。
2月末には羽田空港に本と雑貨を組み合わせた売り場を
手がけるそうである。  BACH www.bach-inc.com