*「暮しの手帖」のこと
札幌のペンフレンドが「暮しの手帖」へ原稿を送ったが採用されたら
いいのだが、と言ってきたので{どれどれ}と新着のものをページを
繰りました。お目当ての項には載っていませんでしたがきれいな写真
や行間の挿絵が気になって終わりまでひととおりざっと目をとおし
ました。そして巻頭の「ジェーン・バーキンの暮らし」を読みました。
素敵な写真が各ページに入っていて14ページですが飾らない人柄と
その生き方、気取りのないフアッションには共感しました。
今はミュージシャンや女優としての活動だけでなく人権問題に強い
関心を持ち社会活動にも取り組んでいる彼女。日本人のインタービュアー
が上手に聞き出してくれたので生き方のヒントが見つかったようで
感心しました。エルメスバーキンバッグの由来となった女性との
こと、そのいきさつも書いてありました。
若い(43歳くらい)イケメンの松浦弥太郎編集長の文章「こんにちは
さようなら」もなかなか。巻末に毎号「編集者の手帖」とて
おわりと書くところをそう書かずに 今日もていねいに。(松浦弥太郎
として終わっています。そういった血の通った読者を意識した心配り
が私は大好き。いい書き手といい見出し。読みたい箇所ばかりです。
昔の花森安治さんの時代を替えた主義主張になりつつあるなあと思う
のです。すこしづつ読者は増えてきていると思います。これほんと。