読書会の感想 つづき

小川洋子の作品 全てがこの作品のようではないことは
確かです。此処に収録されている9つの短編は
どこか奇妙ですこし哀しい人々が出てくる
正常と異常、ギリギリの縁をさ迷う人々の物語
哀愁漂うはなしでかつ切ないようなまたありえないようで
ありうるようなはなし、
すこし隠微な薫りが漂ってきたりもし
残酷なラストでこわいようなほうりだされたような気持ち
になるというような物語でした。要するに表現力が豊か
でいらっしゃるということに尽きると思いました。
みなさんも同じご意見でした。以上