田母神俊雄・著「座して平和は守れずー田母神式リアル

国防論」1冊売れました。買おうとしたひとが私に
<こんな本 売れますか?>とおっしゃるのです。
話題性のあるものだから、おいていたのですが。特に
売りたい本でもないし頼まれたのでもないわけです。

東京にいる女友達からのメールに和田竜「のぼうの城
の他立て続けに3本時代小説ばかり読んだので今度は
現代ものにしようと思うのでお勧めは?と書いてあります。
ああ困った。月1回の読書会をしているのなら何かヒント
があると期待してたずねてくれているのだが。
ほんとに困った。昨年の10月に長編小説「長江」をして
以来今年の6月(先月)は休会だったものの11月から4月
までエッセイばかりなのです。そうそう5月は小川洋子・著
「夜明けの縁をさ迷う人々」を読みました。この作品の
めざすテーマはすこしけったいというか逆さめがねで世の
なかを見ているような実際にはありえない事というか
理解に苦しむようなことをテーマにしているが文学的な
表現なんかはかなり出来ているから他の作品などは?と
期待してしまう。それで最近の「猫を抱いて像と泳ぐ」を
ひとつ挙げよう。それから森絵都著・「風に舞いあがるビニール
シート」NHKでドラマ化したし直木賞受賞作。もうひとつは
最新の「骸骨ビルの庭」(上,下)宮本輝位にしよう。