*オールスターズで(テキスト本を読んだひと全員の意)2時から読書会。
空模様があやしいと思ったらやっぱり降ってきた。足元の悪いのに、ようこそ。

「かーかん、はあい」俵 万智・著
シングルマザーの著者が幼い息子に読み聞かせてきた絵本をこどもさんの成長
とともに紹介するエッセイ集である。絵本の世界に引き込まれ登場人物に語り
かける子どもの様子に{絵本}は心の栄養源であると気付かされる。多数(19首)
収録されている、育児にまつわる折々の短歌も味わえる。絵本作家・<五味太郎
の挿絵が全ページを飾る。絵本の世界から遠のいて久しい参加者のみなさんには
五味さんの(絵)は新鮮だったかも。表紙の絵も五味さん作である。
この本は乳幼児向けの(絵本のリスト)としても多いに役立つと思う。
本当のこと、メンバーさんのおひとりは 孫さん のためにと1冊お買い上げ
下さった。さすが国語科の先生でいらっしゃる!!絵本のリストはものの見事!!
である。はじめて書名を聞くというけったいな本はなく、きわめて常識的な選書
であると思う。俵 万智の最近作「子育て歌集 たんぽぽの日々」を紹介する。
この本の表紙には大きな活字で一首< たんぽぽの 綿毛を吹いて見せてやる
いつかおまえも 飛んでゆくから>
あの「サラダ記念日」から20余年母・俵 万智が初めて歌う、子どもの世界、
親の心と大書した(帯)がかかっております。うちにあります。
サラダ記念日(7月6日)短歌募集:テーマは「サラダ」   サラダにまつわる
思い出やエピソードを短歌にしてみませんか?  
という新聞広告をコピーして、みなさんにお配りしました。