*読書会の感想(続)
「母に歌う子守唄・その後」  落合恵子さんは7年間に及ぶ
自宅中心(大方)の介護の終わりの1年余りを若いがハート
のある「良医」にめぐまれてはいたようだが病人が<口>
から、食物をとらずにどろどろに粉砕してかたちや色も
識別できないものを「お食事」といって毎食食べさせて
おられることに、やはりどことなく、心情的に容認できて
いない表現がたびたび読み取れた。もう口から自力で
食べ物を摂取できない病人に、無理に生命を維持できる
栄養を与えていることで、「不自然」といえる。
「尊厳ある死」また「日本尊厳死協会」なる組織も
あるやに聞きおよぶが、この言葉について落合さんは
どのようなご意見を持たれているだろうか?
9月4日の「朝日新聞」<生活>欄の落合さんの文章
「心張り棒」もよかった。Yさんが切り抜いて人数分
コピーしてきてくれたのでみんなに行きわたりよかった。