*長年のお客さんだが、近年は年一度だけ12月に訪問して新年号だけ
買ってくださっている。そんなお客さんが「イソップのお話」の本ください
といって来店された。{ハイ ハイこんなとこんなのがあります}と棚から
ぬいて、説明して、1冊もののほうをお買い上げ頂いた。次に同じ方が
{「カタカナ誤辞典」どんなのがありますか}といわれ、たしか以前に1冊
お買い上げくださった事あるなあ。と思い出していると{2冊持っていたが
1冊はよそへあげて、ページ数の多い方をつね日ごろみていますが、載って
いない事も多くて困ります。}とおっしゃいます。とっさに私は言いました。
{TVや新聞なんかで調べても判らないカタカナ語はその都度、書きとめて
いただいて3つ4つたまったら、私にみせてください。店番しながら、調べて
みます。お客さんとのコミュニケーションになりますし、私自身の勉強でも
ありいいことばかりですから、と申しました。きっと、申し出てください。と
繰り返していいました。なにかお役に立ちたいですから。