*(へび) の季語は(夏)だそう。
ネクタイの位置のきまらない へび の句は七夕さんにお供え
するにふさわしくないと昨日のお方と話し合った。たなばた祭りに
ちなんだ俳句をひねってくれると約束してくれたのでやれやれ・・・
*さる12日の日曜日はいえの中で見えるところを片付けたりしていた
ら、1日くらいあっと言うまに時間が経つ。正午のニュースのあとの
素人のど自慢は長野県大町市からであった。長野県栄村はこのたびの
大震災に大きな被害があったのに、高齢者ばかりの過疎化の著しく
すすんだ、山村であり救助の手がまだ大して入ってない気の毒な地域
だそうだ。<栄村 がんばれ!>と大書したゼッケンをつけたおじさん
が、氷川きよしのように<またたび>すがたで歌を歌ったのは、圧巻
だった。また野沢菜を栽培しているという農家のひとが、でられた。
アナウンサーが{野沢菜のおいしい食べ方は?}との答えは
野沢菜を1センチに切って納豆とまぜる。それを熱いごはんにかけて
食べると、美味しいですよ。}とのこと。
野沢菜は元は阿倍野界隈にご縁の深い、野菜なのです。
野沢温泉にある健命寺の和尚さんが京都で天王寺蕪を食べて非常に
気に入られて、その種を持ち帰り、蒔いて育てたら土地柄か“葉”と
”茎”ばかりの”野沢菜”になったそうだ。もうひとつの天王寺蕪
おはなしです。そして野沢菜野沢温泉のお役所へ天王寺蕪の石碑も
ある王子神社末社である晴明さん奉賛会から表敬訪問されたのは
もうかれこれ10年以上経つわけですが、そのとき隣村の栄村で
「全国絵手紙展覧会」なる催しがこの栄村役場であったのです。
かの表敬訪問団はたのまれてわざわざその催し会場をさがしてたずねて
行ってくれたのですがそれはとおいとおい田舎の果てだったとは今も
おりにふれて語られるそんな栄村。毎年、除夜の鐘でそこのお寺の鐘を
聞きます。どこで繋がっているのか、ふしぎなご縁です。