*昨日、この欄を書いてから、すぐにやすむつもりだったのが、「大阪人」4月増刊をパラパラと見ていたら、半分からあとが、カラーページが満載で面白くまた愛おしくさえなってきて、1時間ほど、いわゆる<座り読み>してしまった。
朝、店に来たとき、だれ彼なしに{この本おもろいよ!}と言うてしまった。 でもその試みは不成功で1冊も売れなかった。 表紙を見ただけでは中を開いて見ようと思わないと思う。やっぱり、新聞や週刊誌などに広告を載せたら、その広告をたまたまみてくれて{本屋でひらいてみようか} と思い、次に{どこの本屋にあるだろうか?}と本屋の特定が
始まるのだろう。 私がこうして、この日記に書いているのだから。 うそは書きません。{あこへ行ってみよう}というてもらえる本屋でありたい。
*  徳島から大阪へ (嫁入り)ーずっとむかしにーしてこられたお客さんの所に配達する本があったので夕方 私
がお届けした。 2月の読書会・テキスト本はこの欄でも紹介した 庄野潤三著・「鳥の水浴び」でしたが、著者の実母
が徳島のお方だったので、その地方特有のお料理が度々登場した。 一番多くでてくるのは関西では「バラずし」と言うと思うが「かきまぜ」であった。それと これは作り方からして知らなかったが、「そばごめ」ともうひとつは、徳島にある「八百秀」という土産物屋というのも 出てきたのでそれらをもって、たずねていったところ、びっくりされなつかしがってくれ、次には作り方を講義してくれた。そして今も年に2回ほど鳴門のわかめを送ってもらうそうな。このお方
は何年か前にはNHKの英語テキスト御用達でしたが、今は小説を楽しんでおられます。