*話題の本屋大賞・第一位の「舟を編む三浦しをん著を私流にご紹介します。
普通 単行本には必ずというか大体帯(=腰巻とも)がかけられている。この本もご多聞にもれず、帯がかかっているが
通常のよりも巾が3センチばかり広い。本を裏向けたら、その帯に「言葉の海に魅せられる人びと続出!!」として6名の
書店員の方たちの感想を一言で書き綴ってある。これを読んだら、どうしても 本 を開いてみる。開けて読みたくなるでしょう。   全259ページ、 毎月下旬にでる お嬢さん雑誌「クラッシイ」に1年と8ケ月ほど 連載していたそうだ。なるほど、この本も雑誌も光文社の発行です。 主人公の荒木氏は幼少より漢字に興味があったから、出版大手の
玄武書房へ就職して、先輩を見習い、同輩と協力して「大渡海」を世に出すまでの苦労譚です。地味なお仕事を半生をかけて、やりとおしたことに、読者は感動する、いや したわけです。読みやすいです。 あなたも感動してください。 定価は1575円です。   (書店員というお仕事については今店頭にある”暮しの手帖”57号に一文が載っています)