*お客さまからのプレゼントで「日本いけばな芸術展」を見せていただくことができた。久しぶりの外出で、ルンルン
気分であった。近頃はこのことばは余り つかわれない。いや見かけない。まあ 普段着の上に、ちょいっとひっかけて
気軽に出かけた。会場の雰囲気はまあ私のような、軽い気分で拝見している者もいるにはいたが、やはり 一番格式の
高い華展のうわさのとおり、展示されている作品も大きい作品が多く、立派な花器に入っていたり、高価そうな道具を
そえてあったりと、びっくりの連続で楽しませていただいた。東北への追悼作品も2点あって、思わずカメラを向けた。
ただ わが目をうたがったのは、祖母、母、娘と3代3人が、ものを食べながら、見ているのです。祖母は手押し車を押しているのですが、食べ物はその車に積んであるらしく、母も娘も再々手押し車へ駆け寄って食べ物をとってきては口へ
運ぶのです。時々 言葉を発していたが、日本語以外の言語だったので、こちらも「こういう場所では、ものを食べては
いけないのですよ。」といおうと、一瞬構えたのですが、そのままで おわりましたが、習慣のちがいと思って、見逃してもよかったのですか。まわりに 何人ものひとが鑑賞してましたが私には後味のわるい思いだけが残りました。