*月も変わって、気候も変わり、いやが応にも、なにもかも秋モデルに変えねば、人並みじゃないかも。
先日 京都へ行き「出雲展」を見に行ったがために 「同朋会館」に出会い、そのためにそのとき お世話になった
琵琶湖の奥・長浜市木之本町の岩根ふみ子さんにものをいうた。そしたら、本屋の商売はひまになってしまったので
息子夫婦だけでしてもらって、自分は新ビジネスをやっているとのこと、まずはこんなのいかが? と「えび豆」の
見本を送ってきた。私の感想として(1)大豆をもう少し柔らかく煮て欲しい(2)えびのにおいがいまいち足りない
この注文をクリアしたら、送って欲しい旨、電話して 代金も聞いたし、明日送金する予定だ。
 井上靖・著「星と祭 上下」角川文庫を 読書会のテキストにえらんだのがことのはじまりだ。もう12〜3年も
昔のことだ。岩根ふみ子さんも私も若かった。いわね書店の店長さんであって、土、日は要請があったら他のメンバー
とライオンの顔を描いた小型バスで湖北の観音めぐりのガイドをしてくれていた。本屋仲間のことで知り合いだったので
たのんでみたら、こころよく引き受けてくれて、もう少し秋が深くなってからでしたが、思い出多い旅が出来たのでした
馬頭観音」さんの実物にお目にかかったのは、その時がはじめてでした。寺の名前は忘れたがかなり北の方で、短い
秋の日は暮れかけている時間でした。  そんな一昔も前のことを思い出しているうちに夜は更けていきます。