*店の休み前日、2月9日司馬遼太郎さんの「菜の花忌」に参加しました。場所は東
大阪市上小阪ではなく馬場町NHK大阪ホールでありました。 往復はがきを出して当選して参加の資格を得たわけです。昨年も挑戦しましましたが、み送りました。
行ってみてびっくりしました。男性が圧倒的に多くてしかも、年齢が大方同じようでした。戦後うまれのお方が多かったのでは ないでしょうか。私は男性の年齢はよくわかりません。幕が上がったら 司馬婦人・みどりさんが車いすでいらっしゃいました。
80何歳とか仰っていました。少し前 読書会のテキストにみどり夫人の著書・「司馬
さんは夢の中」をつかったことがありました。(1)から(3)まであったのですが
毎度司馬さんの 思い出ばかりでも困るので(1)だけにしたのですが。
本来、「司馬遼太郎賞 贈賞式」があり ならんで、シンポジュウムがありました。
司馬遼太郎賞は2人 40代の男性、女性でした。それぞれ 受賞の喜びを短く
スピーチされました。なるほど 現代を代表するところの”知性”の塊の趣を感じ
ました。NHKのベテランアナウンサー 古屋和雄さんの司会進行で会はスムーズに3時間きっちりでしめくくられました。古屋アナのこの日のスーツは司馬さんの 形見のものとのことです。 あと第二部は「混沌の時代にーー『竜馬がゆく』出版50年」と題して
パネリスト4氏 芳賀 徹氏、安藤忠雄氏、内田 樹氏、真野響子氏 が各人夫々
の意見を述べられ、考えさせられました。 若い人たちに これらの作品群を もっと
積極的に読んでもらいたいと強く思ったことでした。帰りぎわに 菜の花を戴き 感激しました。