*今月の読書会に使うテキストを取りにいくために 松虫通岸里へと急いでいました。 近頃はだいぶ日が長くなって 外が明るいので 助かります。広い通りの北側
に 歩道が広く整備されている狭い場所があります。  そこには 「伊東静雄の詩碑」が建っています。 この詩碑
は今は亡き 郷土史研究家の猿田 博氏のお骨折りで、建てられたものと聞いております。もののついでに 書きますと 道沿いにあちこち見られます大きい道しるべ「歴史
街道」の碑も猿田氏のお骨折りの賜物なのです。今月は「伊東静雄詩集」をテキスト
につかうために、「詩碑」をみておきたかったのです。 『百千の』 この詩が石に
刻まれてありました。  自転車から降りて、少しの時間「伊東静雄さん」の詩と向き会おうと ブレーキを左右しめて自転車を止めたその時、後ろからついてきていた 自転車の女が『なんで とまんねん?』とあらっぽく叫びました。 こちらはその女の行く手を妨害しているのでもないけど 突然止まったから、超びっくりしたのでしょう?
『止めるくらい勝手にさして!』といいたいところだが 自転車のうしろ姿を見たかぎり 小さい子を前のかごに乗せている若い女でした。あの道は西へ向けての下り坂です
びっくりしたのでしょう。 わるかったわ。ごめんね。 『ここで 止まりまーす』と
合図して自転車を止めないといかん、おばちゃんの”まけ”か? どこからか沈丁花
かおりが漂ってきました。春はもうそこまで来ていますよ。