*施設でお世話になっている母は ベッドにぶら下げてある小さいカレンダーを
熱心に”字”を拾いながら『今日は<啓蟄とあるから、土の中から、なんの虫か知らんけど、這い出してくる日やねえ』といいました。少し見当ちがいの答えと思いながら私は、返しました。『ベランダのプランター水仙が咲き出したから切ってくるわねえ』
* 一日の大方を 普段着を着たままで、寝ている身には 一日が長いのでしょう。
うらやましい。『時間を売ってくれへん?』と母にわけもなく 言ったことがありました。時間を有効に寝て使っているだけやねん。ということだそうです。
福音館書店発行で毎月3日ころ 発売の月刊えほん の一番小さい子どもさん対象
こどものとも0・1・2」3月号 「ひよこさん」はとてもかわいい! 林 明子さんの
絵です。文章は征矢(そや)清さんです。 月刊えほんには 必ず<月報>がはさみ
こまれております。 そこにはこの号ご担当の作家さんたち( 文と絵が別人の月)の
紹介と作家さんの製作にあたっての苦労ばなしなど 楽しく読ませていただけるし、
絵本の面白みや読み聞かせの現場のことや、絵本の知識など 毎号目を通していたら
積み重なれば、勉強会に行っているような満足観が味わえて 結構です。<月報>の
効用をひとくさり。 月刊えほんのお値段は 「たくさんのふしぎ」「母の友」のほか410円で小型で持ちやすく、軽いです。よみきかせにぴったりですね。 「月刊えほん」のしおりや、ぐりぐら(刊行 50年)のシールをさしあげていますよ。先着順です