* 168回 読書会  18日(水)2時〜 テキスト「八朔の雪」高田 郁(かおる)

 <選書の理由>ひと月以上前に、第1回大阪本屋大賞作品、同じ作家の「銀二貫」が

売れ行き好評なので、読書会のメンバーさんはお聞きしてみたらお一人を除いて、よま

れていないようなので、それなら同じ作家の別の作品がいいかもと、決めた。結果

読みやすくて、内容が判りやすく、ひとさんに説明できるような内容で、親しみが持て

た。物語の舞台はお江戸であるが、大坂で火事に遭って、丸焼けになり、生活を建て直

すために、江戸へ下る年端もいかぬ16歳の主人公のものがたりです。「みおつくし

料理帖」の1作目である。食い倒れの大坂で名の知れた料亭の女見習いさんの苦労の

中からの出世ばなしです。 みなさんは好感をもって読了されたようです。