*2月の読書会のテキストは、桜庭一樹・著「赤朽葉家の伝説
である。女3代にわたる事柄をすこしミステリー的な筋運び
でなかなか止まれない小説だ。昭和10何年代から、編年史
のように実際にあった事件をおりまぜて話はすすむ。
{万葉}という名の主人公のひとりは私と同い年のようだ。
先月の月末から、この本は私の側にあったのだが、「小学
一年生」や「文春」のことでこ忙しくて、読む気持ちに
ようならなくて、この2〜3日集中的よんでいるが、今も
書いたように、ほんのすこしミステリアスなところがあると
思う気持ちのところへ持ってきて、明後日郊外の{高齢者専用
マンション}へ奥さんを此処に置いたままで、引越しされると
手押し車を押して挨拶にみえた、高齢のお得意さんがあった。
菓子折りを持ってみえて、涙をみせながら別れの挨拶をされた。
そのお客さまとは40年近くお取引があって、いろいろなことを
勉強させていただいたお方でした。そんな計画をされているなんて
全く気がつかなかったのです。一週間前にY市内の地図の注文が
あったが不審に思わなかったのです。これからもちょいちょい
こういう経験をしなくてはならないのでしょうか。