*私の「センチメンタルジャーニー」の一日でした、今日は。
田辺聖子の作品で第50回芥川賞を受賞している「感傷旅行」を
読んでみたくなっている、ところです。
さて 10時15分の(大和路快速)で城代家老・福井健二氏の1時半
からの講演にかけつけた。上野市までは天王寺から、2時間たっぷり
かかる。車なら1時間強ですが。
藤堂さんの天守閣の下あたりに家老屋敷があったそうです。殿さんは
1年のほとんどを津のお城に居たそうだ。上野より暖かいし、海の幸が
いつも食べられるという理由で。伊賀へは晩秋のころ、行列を従えて、
いらっしゃってひと月ほど滞在されたそうだ。
 今日の講演では最近見つかった、お城を中心とした古地図を使われた。
藤堂家お抱えの絵師の家にしまわれていたそうだ。お城の敷地、お堀
の位置、それに内堀、4つの外堀、武士の住まいの地域、町民の住む
場所、大きい道、小さい道まで書き込まれているようだった。もっと
時間をかけて、まだまだお聞きしたい気持ちが残った。
このお話のあとは5月15日(日)に三重大学の藤田先生がバトンタッチ
されるそうだ。