*日本一の国立文楽座へ人形浄瑠璃を見に行った。安倍晴明ゆかりの
蘆屋道満大内鑑」以来と思う。振り返れば「大商ニュース」の紙上で
なにわ検定1級に合格された辻本氏の文章を読んでその結果、作家の
赤川次郎氏は文楽通だということで赤川氏の著作を読書会でテキストに
使ったことがことの起こりです。文楽座へ電話して興行のちらしを請求したら
送ってくれたので、だれ彼なしにお渡ししている。昨日はうちの店休日で
千秋楽でした。4時開演の夜の部 「鬼一法眼三略巻」4時間もの長編でした。
鞍馬山の段><播州書写山の段><清盛館の段><菊畑の段><五条橋の段>
ところころ舞台もガラっとかわる、浄瑠璃語りの太夫さんは5人おられた。
人間国宝の方がおられた様子です。近頃は舞台の上の黒い幕に浄瑠璃の文章が
写しだされるので、かたりがすぐ読むことができる。このたびのものは牛若丸、のちの源
義経、弁慶、平の清盛、 平家が滅びて源の時代へと変わっていくその道筋
に人物を複雑に絡ませて時代も変わっていくのだが(外人)と見える人が
沢山おいでになっていました。アジア人なら判りません。そして着物すがた
の方の多いこと5人にひとりは着物です。それも若いひと。よろしいね。
8〜9年前とはずい分変わっていますね。びっくりしました。
 来春1月2日から、めでたい演目で「新春公演」が始まります。うちに
ちらし、あります。とりに来てください。