*今日は「お香あそび」の日だ。火曜日で商店街は休みの日なのです。私は店番をしないで、カルチャーを楽しむのです。今日の組香の名は「富士山香」です。参加者は8人。お香を出題するひとをいれたら9人です。お茶は9人前です。
香(香木)は4種、でた順に(1)見渡せば(2)雪(3)あけぼのの空、ウ(4)富士の山 と名前がついて、香木は銀葉の上に載っていて、(1)から順に8人に回ってきます。香4つのうち3つは試しの香木が回ってくるので、味を覚えて
おきます。ウは試し香はまわってこなかったがお陰でなんとかよく判った。キャラの香りでした。ソフトのなかにも品の
ある甘い香りでした。(2)の雪はスモンタラで非常に特徴のある香りですから、全員当たったようです。結果全問
正解だったのはひとりでした。  見渡せば雲居はるかに雲白し 富士のたかねのあけぼのの空  源 実朝
 終わる40分まえに大粒の雨をともなって、夕立があった。私は<みなさんの帰り道雨があがって安全であるように>と念じて即席に ティシュで、てるてる坊主をつくって窓枠にぶら下げました。お茶を戴いている間に雨は小降りになり
ふしぎにもすっかり上がってくれました。4月は卯月、桜月とも。お茶のお菓子の一つ干菓子は 伊賀・上野 紅梅屋の「さまざまざくら」でした。上野出身のメンバーさんが取り寄せて下さいました。 松尾芭蕉 「さまざまなこと 思いだす さくらかな」からの命名だそうです。