*どしゃぶりになったり、小ぶりになったりと何時どういう降り方に変わるか、予想がつかないのが 今年の梅雨の

タイプですね。介護施設への見舞いのあと立ち寄ったスーパーでいろいろ眺めていて、出てきてみたら、大雨をなんと表

現したら、よいのか? バケツで水をかけたような、とてつもない降り方でして、雨宿りをしようと思う間もなく、

どしゃぶり位に収まってきた。そのとき、お顔見知りの奥さんがそこの店員さんにパッキング

ケースをもらって傘代わりに頭へ載せてそこを飛び出したのには、笑いがこみ上げてきた。それと同時に頭のスイッチ

が、子ども時代の思いでに切り替わった。 私の読書の原点ー大げさなら、本との出合いは、その時代の日本の姿を写しています。
覚えているフレーズは 「ビルマのこどもたちは、スコールがやってくると、おおきなふき を傘のようにして頭へ

雨がかからないようにするんだよ。」(へえー、傘に出来るほど大きいふきかあ!)と内心思ったものでした。
大きくなって「秋田ふき」もこどもの背丈以上あることを学習しました。傘代わりのパッキングから、ふきへの連想です

ビルマは今のミャンマー、あの太平洋戦争の終わりのころ、日本から 南アジアの資源を求めて行っていた日本人の

レポートの絵本版というところでしょう。明日の晴明神社の七夕祭・御神事の間だけでも雨はふらないように願います。