*久しぶりの読書会でした。 {本のことやその他のことであっても、いつの間にか”本”に結びついてくる、そんな

おしゃべりを何人かのお仲間とできる場所 があってよかったと思うよ}と誰かが口火を切ってくれたら、みんなは

相槌を打ってくれました。そんな 耳に心地よい賛辞を 聞きながら、私は(資料)を整えたりと、会を始める準備

をしていました。 余りの酷暑のために 体調を崩されて休まれた方もいらっしゃいました。

  本を愛する読書会  第161回「よつばの会」  2012 9、19日(水) 曇り    
<テキスト> 「チーム・バチスタの栄光」 海堂 尊・著  2006 宝島社  文庫上、下あり

この作品はまさしく、メヂカル・エンターテイメントである。参加者全員が{おもしろかった!}との感想を寄せて
くれた。3人の術死に手を下したのは、だれなのか。 医学用語が沢山出てくる。 いろいろの場面が詳細に表現
される。従って 医学の知識も ほんの上っ面だけにしろ、この本とむきあっている間はいやでも、作者のいざなう
心臓手術の現場にたちあう状態になる。厚生労働省から派遣された審査官・白鳥と病院長推薦の田口のコンビが
犯人を洗い出す。海堂氏の文章も滑らかで、読みやすくおすすめいたします。暑い時節の気楽なよみものと考えたい