*落ち着いた感じのお母さんが来店されました。表に置いてある「絵本塔」をぐるぐると回しておられますが、思う絵本が見つからない様子です。ほおっておいたら{なんにもええ本のない本屋やなあ?}ということになってしまうと思って
とっさに表へ走りました。{どんな本をお探しですか? お手伝いいたしましょうか?}とそう申し出ました。正解
でした。 {ここに挿してある本は、少し難しいみたいです。}{えっ 何歳のお子さんですか} {1才半です}
{男のおこさんですか?}{ハイ そうです。 機嫌がわるいので、えほんをみせて 機嫌がなおる本ありませんか?}
{1才半の小さいお子さんなら 店の中にある ”ブック ファスト運動”によく使われる本がよろしいですね}と私。
「かおかお どんなかお」「だるまさんが」「くだもの」「がたん ごとん」「もしもし おでんわ」「とびだす
ひろがるのりもの」「ノンタン シリーズ」  結果、偕成社の「とびだす ひろがるのりもの」をそのお母さんは
選ばれました。 あとでのお話で、ふたごさんとのことでした。
* 小学生の女の子が ひとり来店されました。レジへ向かって歩いてくるのです。{なにか?}{待ち合わせ場所
にさせてください}{ええ 何年生?}{1組です}{阿倍野小学校?}{ハイ 1年生。あと2人来ます}ずっこけ
シリーズを読んでいたら 2人やってきました。{この子、1組。この子は3組} おばちゃんはどちらでも、いいのよ
3人の中の1人は「よみきかせ おはなし会」の常連さん。あとのふたりは おはなしに興味がないのかなあ?