*かねがね、ある知人から 聞いていた。曰く{自ら書いた文章は一度自分の手元から 離したが最後一人歩きする。}と 最近 うちのお隣へ工事をしにみえた工務店の社長さん。{本が好きです}と言いながら、文庫の時代小説を買って
くれたので、話をするように なった。そしたら{私 短歌してます。もう4〜5年経ちます。}と仰る。かしこまって
お聞きしていたら、{私 啄木短歌コンクールに入賞して 一等賞でした。}と明かしてくれた。{へ〜え そうですか} 驚いていた。 そしたら 今朝、入賞の20句を書いた用紙ともう1枚には ご本人のことや 短歌のコンクールに
ついての薀蓄をかいた用紙とあわせて 2枚持参された。丁寧にお礼を申しているところへ山本さんが「ゆうゆう」を買いにみえた。{おとなりへ工事にきておられる工務店の人が短歌で入賞されたのやそうです。これです。}{見せて!
いえ、ちょうだい。}{今もらったばかり・・コピーしておきますわ。}{そやね。 あとでもらいにくるね}
コピーするなら、あのひとにも、あのひとにも渡したいわ}5人分くらい 刷っておかなきゃ。 だから やっぱり
ひとり歩きしている_。