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＊10回目　今年の「本屋大賞」が発表された。　昨年は「舟を編む」三浦しおん・著
昨年の作品もしっかりと読ませる濃い、深い内容のものだった。昨日　お客さんから
『文庫化してませんか？』との問い合わせがあった。『まだ　ありませんが？』と答えたばかりです。今年の本屋の本好きな　男女のみなさんのオススメ本はなんとまあ　
ページ数の多い、小説らしい小説でありますねえ。　私は読書会のテキストをひと月
のうちに読破して、小説ならそれの筋だけでもつかんでおかねばなりません。本屋へ
お勤めのみなさんなら、仕事以外の活動ですから、”すきなこと”とは申せ、大変
でしょうね。お察し申します。「買って読むなら、これにしてはどうですか？」の
オススメというか、よくいう　ご提案ですよね。そんな本ならよほどおもしろくて
引き込まれていくような内容、もうちょっと、もうちょっとと睡眠時間をけずってでも読み進めたい本でなければいけません。　この「海賊とよばれた男」上、下　面白いと
思いますよ。　出光石油・創業者のサクセスストーリーでもありますから。