「家庭画報}と「婦人画報」をどちらもはじめのページから

最後のページまでしっかりと見ました。読みました。
店頭でもその違いを尋ねられます。{どう ちがうの?}
どちらもハレの本。その反対はケの本。他人さんに見せる
部分と隠す部分のちがい、お出かけの場合とウチラにある
部分との違いですが上記の二冊はハレの本です。
そんな中、編集部の努力によって特長といいますか個性
がでるのだと思います。私の独断と偏見に満ちた感想を
言わせてもらうと前者は実用的な部分が少しありました。
後者はお構いなしに上を目指して突っ走っている感じ。
どちらも時局に明るく遅れないようにと特に”文化”面
での取材から感じられました。豪華絢爛最高級のモノや
場所です。この二誌を手に執る"ひと”=階層はこういった
場面やモノを理解し入手でき、あるいは実行、実践している
人々であろうと思われます。説明が後になりましたが
「すてきな奥さん」「ESSE(エッセ)」「LEE」などは
ケの本と言えるでしょう。「暮しの手帖」もそうです。後者
の「婦人画報」は発行がフランスの会社といってもよい
のです。「美しいキモノ」も発行しています。この二誌は
本国ではまだ販売していないそうです。東京・港区の
出版社には常時通訳をする社員さんが社内を巡回している
と聞きました。A-婦人画報社のことですが。